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お酒の選び方
- ワインの話
- 赤ワインと白ワインとの違いについて
- ワインを造る時に使用されるぶどうには、皮が紫色の「黒ぶどう」、皮が緑色の「白ぶどう」があります。日本の甲州などの薄い紫色のぶどうを「灰色ぶどう」と呼ぶこともあります。品種、土壌、醸造方法、熟成期間などによって様々な味わいになります。
赤ワイン
黒ぶどうを使用し、破砕後に皮、種と共に発酵させます。こうすることによって、色素が果汁に移り、皮や種からはタンニンが染み出します。発酵の後で果汁を絞り、皮を取り除きます。その後ステンレスやオークなどの樽で熟成させます。代表的な品種に、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、ピノ・ノワールがあります。
白ワイン
ぶどうの果汁を絞り、果汁だけを発酵させます。果汁だけを使用するので黒ぶどうをから造られる場合もありませが、大半は白ぶどうが使用されます。皮を含まないので、タンニンによる渋みがありません。ステンレスまたはオーク輝で熟成させます。代表的な品種に、シャルドネ、ソービニヨン・ブラン、リースリングなどがあります。
ロゼ
黒ぶどうを、赤ワインと同じ作り方で発酵させ、ある程度色がついたところで、皮や種を取り除きます。皮の色素が付くようにして果汁をしぼり、果汁だけを発酵させる方法もあります。フランスではシャンパーニュを除き、赤ワインと白ワインを混ぜてロゼを造ることは、禁止されています。
スパークリング(発泡ワイン)
瓶に詰めたワインに、糖分と酵母を加え一本ずつ二次発酵させる製法、二次発酵を瓶内ではなく、密閉されたタンクで行う製法があります。前者の代表的な物に、フランスのシャンパーニュ、スペインのカヴァなどがあります。